ひと言でレーザーと言っても、その波長は色々あり、体の組織に与える影響も違います。
歯科用レーザーには、大きく分けて2つのタイプがあります。組織表層で吸収されて内部まで浸透しない「組織表面吸収型レーザー」と、組織を透過し深部まで到達する「組織浸透型レーザー」です。
現在歯科用として使用されているレーザー装置の種類は、主に炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)、半導体レーザー、YAGレーザーなどがあります。
炭酸ガスレーザー、YAGレーザーは「組織表面吸収型レーザー」にあたります。半導体レーザーは、「組織浸透型レーザー」にあたります。
YAGレーザーは、蒸散という反応が照射部の表層に限定されて行われるので、透過光による組織深部への影響が少なくてすみます。またクラック(エナメル質に見られる細かなひび割れ・亀裂)が起こりにくい、熱の発生が少ない、痛みが少ないなどの特徴があります。